新海誠監督作品 「君の名は。」2D 新宿ピカデリー
「君の名は。」2Dを新宿ピカデリーで見てきました。8月26日公開です。公開して5日目です。久しぶりに満員の映画館を見ました。かなり、評価が高い映画だというのがわかります。
映画館、ひさびさの満員を見たぁ
予約の段階で、いつもと違います。いつもだったら、ガラガラだろうという時間に、早めに新宿ピカデリーを予約しようと、サイトにいったところ...
いつもの足元が広い一番最後の列が、もう2つしか空席がありません。大きなスクリーン1なのに...
中央の席も、ほとんど埋まっていました。両端と前の方しか空いてなかったです。2/3くらい埋まってしまっていたでしょうか。
ビックリです。
上映前は、早めに行って座るので、気がつかなかったのですが、映画が終わって、明るくなって、さらにビックリです...声も出なかったです。
席が、全部埋まっています(たぶん)。壮観です。隣の若い女の子達も「メチャ埋まってる〜」と話してました。スクリーンを出るまで、渋滞してしまって、5分くらいかかりました。
21時移行で、いつも映画を見ているので、こんな光景、久々です...
新宿ピカデリー
MX4D、3D、IMAXで無い場合は、ほとんど、映画は、新宿ピカデリーで鑑賞します。
その理由は2点(今までの映画の日記のどこかで記載しましたが...お勧めなので、また書きま〜す^^)
- 「次回割引キーポン」で、曜日、日にちに関係なく、1200円で、映画が見れるのです。(窓口購入の場合は、1300円です)1回映画を見ると1枚貰えるクーポンです。有効期限は60日です。購入時にクーポン使用を指定するのですが、最初は、知らなく、6枚くらい貯めてしまいました。気付きにくいです。60日と間を空けなければ、毎回1200円で鑑賞が可能なのです。
- 一番最後の列が、足元が広いです。座っていても、前を歩く人は、蟹さん歩きしなくてもOKです。一番後ろ(S列)で、見にくいと思われるかもしれないですが、一番よく見える席と言われている列(P列)から、4列目くらいなので、全然支障ないです。ここに座られている常連さん、多いと思います。
感想(見る前)
見る前は、よくある入れ替わりの話...だろうと思いました。予告で、何かがあると告げられていましたが、席が取りにくかったこととかを考えると、面白いんだろうと思いながらの鑑賞です。
入れ替わり、少し面倒な話だな...と思ってたりもして... 青春恋愛もののようだし、最初は、見るのをやめようと思っていました...まあ見てみようと...行ったのですが...
感想(見た後)
この懸念した入れ替わり部分は、2人の入れ替わりが、1人づつ丁寧に、描かれていて、話が解り易く構成されていました。
お互いの入れ替わりに気付くところ、対処していくところ、テンポ良く、面白く描かれていました。
さらに、2人のまわりの友人、先輩が、皆、素敵でした。こんな友人に囲まれた青春、良いですね。
そして、田舎と都会の生活の違いの2人の受け取り方の描写にも納得です。
2人の高校生が、お互いにひかれていくところ、微笑ましいです。
前半の所々で、出てくる彗星が、話の流れを激変させます。これから先、どうなるんだろうと、常時、期待させてくれました。
ちょっと漫画だなぁ感は、ありましたが...
それにしても、映画館には、若いカップルが沢山でしたぁ。
ここからネタバレ
あらすじ(入れ替わり...彗星破片落下)
突然、体が入れ替わるようになってしまった、山奥の女子高校生(三葉)と都会のど真ん中の男子高校生(瀧)、お互い入れ替わりに気付き、それぞれ、夢だと思い、喧嘩や相手の生活を逆に楽しみながら、生活を続けていきます。
(この都会が、新宿、総武線沿線を中心にしたものでした。普段の生活圏内ですので、それも楽しかったです。)
お互いが打ち解けだしたころ、突然入れ替わりが終わります。
瀧は、自分の三葉だったころの記憶を絵に残し、三葉の場所を、探し出すのです。ただ、そこは、3年前に彗星の破片が落ちた町で、住民がほとんど被害にあっており、被害者一覧の中に、三葉も三葉の家族の名前も確認します。
(ここらへんから超越した話に変わっていきます。)
あらすじ(再びの入れ替わり、説得失敗)
瀧は、三葉に入れ替わったさいに参拝した宮水神社の御神体へと向かい、再びの入れ替わりを期待しながら、3年前に、奉納した口噛み酒を口にします。
そうすると、 隕石落下前の三葉と入れ替わります。三葉になった瀧は、友人と町を救うべく、動きます。町を停電させたり、無断町内放送したりと。
(友人は、簡単に変電所を爆発までしてしまうのです...無条件に、よく、信じるなあぁ、ちょっと、無理がある流れかと...)
でも、町民の避難は、うまくい行かず、消防隊の力を借りようと、瀧が三葉の父の町長に説得に入るのですが、失敗します。
あらすじ(出会い)
瀧は、自分に入れ替わっているだろう三葉に会うべく、御神体に向かいます。3年の月日の差があるのですが、最初は、お互い、声だけ聞こえて、黄昏時が訪れると、お互いの入れ替わりが終わり、お互いの姿が見えます。
(ここのシーン、とても素敵でした。)
お互いが、忘れてしまう前に、名前を手に書いておこうとして...瀧は、三葉の手に何かを書き、自分の手にも、三葉の名前を書こうとした時、三葉が姿を消します。
その後すぐ、瀧は、三葉の名前も、なぜ、ここにいるのかも忘れてしまいます。
(悲嘆のシーンなのですが...やっぱりね...でした...何かを期待してしまった...)
戻った三葉は、父の町長の説得に向かいます。ここで、このシーンは、終わりです。
あらすじ(結末)
5年後にシーンは移ります。町に彗星の破片が落ちてからは、8年経過です。
防災訓練で、事前に避難していて、町は、大惨事から免れたという話に変わっていました。
(突然、これは無いだろう...と思いました。三葉が、どう、父親を説得したか、どう町民が避難したかを見たかったです。 難しいことか...でも気になる...)
瀧と三葉は、お互いのことは、忘れてしまっているのですが、だれかを探していることは、覚えているし、時々、気配を感じることも...
で、最終的に、出会います...そして「君の名は」と尋ねあうところで、Endです。
(よかったです。ハッピーエンドです。)
ん〜ん、面白かったですが、ここまで映画館を埋め尽くすほどではないかと...思いました。有名な監督の作品だからもあると思います。
同時期に上映されている、「ジャングルブック」MX4Dも、違う意味で、面白かったです。この2つのどちらと言われたら、映像の奇麗なMX4Dの「ジャングルブック」かな。