空飛ぶおばさん旅日記・壱

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「グレートウォール」MX4D 3D TOHOシネマズ新宿

「グレートウォール」MX4D 3D を TOHOシネマズ新宿で見てきました。B級映画と、あまり前評判の良くない映画です。

が、ストーリーもハラハラで、大量の人、物をかけた 迫力の映像が沢山で、とても楽しめました。

MX4Dの動きが、迫力をさらに増したのではと思います。見終わって、満足感のある映画です。

「グレートウォール」ポスター

TOHOシネマズ新宿 スクリーン2マップ

 

MX4D

MX4Dで、見に行くことをお勧めします。大量の人、物、襲ってくる物の迫力が、MX4Dの動きで、さらに増します。地響きがズンズンと、大きくなってくるところ、「もうじき何かが来る〜」とか、万里の長城を上から見回すところの椅子の動きは、雄大さが、より、強調される感じがしました。

MX4Dについては、こちらの日記を参照ください。


ここからネタバレです。

 

ファンタジー映画?

どこかの映画解説で、ファンタジー映画であると目にしました。
それまで、万里の長城といえば、騎馬民族中国軍との人間同士の戦争ものだと思っていたので、「なぜ、ファンタジー?」と思いながらの鑑賞でした。 

中国の神話上の物語を元に、作成された映画でした。すべてが、空想、幻想の世界の話だからファンタジーです。

中国の伝説の化物は、饕餮(とうてつ)が、60年に一度、定期的な襲来があり、人間を食べつくす。その饕餮(とうてつ)と人間との戦いの映画でした。

 

あらすじ 囚われの身に

黒色火薬を求めて、万里の長城近くまで、やってきた弓の名手ウイリアム達、途中、野営中に、謎の生物に襲われるが、腕を切り落とし、難を逃れ、万里の長城へ。
圧倒的な数の多さで、中国軍に囚われることに。

中国軍は、緊迫した戦闘の準備中、「何かが、もうじき来る」と。

万里の長城が、圧巻です。実物の撮影許可はおりず、舞台装置だそうです。実物は、こんなに、高い壁ではないかと思います。

それに、壁内部には、機械仕掛けがあり、いろいろな戦闘道具が、仕込まれていて、面白いです。

 

 

あらすじ 饕餮(とうてつ)の襲来

イリアムが囚われた直後、饕餮(とうてつ)が、襲ってきます。
とても、かなわないと思う数です。

饕餮(とうてつ)は3種類、すべてを統制する女王、その女王を守る数十匹の護衛隊と、大量の兵隊。すべての饕餮(とうてつ)が、女王1匹の意思で動きます。

この兵隊の深緑の色で大地が染まるところ、高い万里の長城を登るところ、迫力です。

 

無理だろう戦いです。それでも、色に分けられた統制された軍隊は、万全の準備、国に対しての忠誠心で、戦いに挑んでいきます。

色で別れている統一された大量の兵士の動きが、美しいです。そして、一番、美しかったのが、青の鶴軍、とても優雅で素敵でした。

何人もが、犠牲になるところは、目を覆いました...

特に隊長のリンは、最後まで、格好良く、美しいです。

囚われていたウイリアムも、弓を生かして、力になります。

 

 

あらすじ 将軍の死

饕餮(とうてつ)の女王の罠により、将軍が亡くなります。その時の葬いの、空にあがる大量のランタン、素敵でした。

この葬儀をしている間に、饕餮(とうてつ)は、壁に穴をあけ、都に向かってしまったことがわかります。

兵士たちは、追いつかないとわかり、ランタンで、多くの人数を犠牲にしながら、都に向かいます。

 

 


あらすじ 饕餮(とうてつ)との最終決戦

饕餮(とうてつ)の弱点は、ウイリアムが持っていた磁石であることがわかります。磁石は、女王からの通信を遮断するのです。

このころには、ウイリアムは、中国軍の忠誠心に感化され、仲間になっています。

都を襲撃している饕餮(とうてつ)の中心の女王へと、ウイリアムとリンは、地下道を通って、近づきます。途中、何人もが犠牲になります。

女王の指示が指示を出す姿、指示で饕餮(とうてつ)達の動き(流れ)が変わるのは、圧巻です。

饕餮(とうてつ)の女王は、兵隊の饕餮(とうてつ)が喰らってきたものを、吐き出させて食料にしています。その習性を利用し、磁石を使って、女王を爆破します。

爆破した後の、饕餮(とうてつ)兵隊たちが、崩れ去っていくのも、見応えがあります。

 


満足感のある映画

理屈上、可笑しい箇所とか沢山です。ロマンスもあまりありません。が、戦闘シーンも見応えありますし、何も考えずに、迫力を感じる映画かなと思います。見終わって、満足感がある映画でした。