空飛ぶおばさん旅日記・壱

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メキシコシティ 「メキシコ国立自治大学」 世界遺産キャンパス 巨大立体壁画を鑑賞

メキシコシティより南へ、メキシコ国立自治大学へ巨大壁画の鑑賞です。壁画が多いのは、当時のメスティーソ(白人とインディオの混血)の方達の非識字者が多く、絵でいろいろな事を訴えていたそうです。

メキシコシティ 国立自治大学 図書館

 

アクセス

メキシコシティから、南に30分強くらいのところです。

メキシコシティ 国立自治大学 オリンピックスタジアム マップ

メトロバスで行くことができるようです。

メキシコシティ 国立自治大学 メトロバス停車中

  

オリンピックスタジアム

最初に訪れたのは、オリンピックスタジアムです。東京オリンピックの後の1968年のメキシコオリンピックです。

メキシコシティ オリンピックスタジアム

ディエゴ・リベラの壁画を見ることができます。

メキシコシティ オリンピックスタジアム 壁画

 

メキシコ国立自治大学(UNAM)

そして、道路の高架下を通って、自治大学に向かいます。

メキシコシティ オリンピックスタジアム から 自治大学へ 高架下移動

誰でも大学構内に立ち入ることができます。入場料等ありません。厳かな雰囲気でした。キャンパスは、2007年に、ユネスコの世界遺産に登録されています。

 

メキシコ国立自治大学「手と鉛筆」シケイロスの壁画

鉛筆と持つ指の部分が立体になっています。壁画にメキシコでの重要な出来事の年代が記載されています。

メキシコシティ 国立自治大学 壁画「手と鉛筆」

1520 アステカ帝国滅亡。1521年に、皇帝がコルテス軍につかまり滅亡とwikipediaにはありましたが...

1810 スペインからの独立戦争が始まる。

1857 自由主義的な憲法制定

1910 メキシコ革命が始まる

19xxは、何を訴えたかったのでしょう。

 

メキシコ国立自治大学 中央図書館壁画 フアン・オゴルマン作

ガイド本でよく目にする、一番有名な壁画です。メキシコの自然石を使用したモザイク画です。

アステカ文明の神々が表現されており、それぞれの面にテーマがあるそうです。写真の西面には、校章も描かれています。

メキシコシティ 国立自治大学 中央図書館壁画 モザイク壁画

この図書館で、化粧室をお借りしました。入り口の係の方にちゃんとご挨拶です。学生さん達が沢山います。メキシコのエリートさん達ですね。

メキシコシティ 国立自治大学 中央図書館内

 

メキシコ国立自治大学 敷地はドックラン?

自治大学の図書館の前は、こんな広い敷地になっていて、いろいろなオブジェが展示されていました。

メキシコシティ 国立自治大学 広い敷地とオブジェ

この広い敷地を、たくさんの犬を散歩させている方達です。というより、首輪を外しているので、ドックラン状態でした。犬達は、楽しそうでした。

メキシコシティ 国立自治大学 広い敷地 ドックラン?

大型犬が多いです。犬の苦手な方は、ちょっと大変かもしれないです。大きな犬達が、こちらを全然気にせず、すぐ横を通り過ぎたり、遊んでいたりと、素敵な雰囲気でした。

 

メキシコ国立自治大学 大学本部棟にも壁画

こちらは、大学本部棟にも壁画です。鷲とコンドルが描かれています。

メキシコシティ 国立自治大学 本部棟 鷲とコンドルの壁画

学長棟にあるダビッド・アルファロ・シケイロスの「民衆から大学へ、大学から民衆へ」です。こちらの壁画は、修復中でした。そして、楽しげなワンコが通りま〜す。

メキシコシティ 国立自治大学 学長棟 「民衆から大学へ、大学から民衆へ」

午後からは、メキシコシティ郊外のソチカルコ遺跡に向かいます。