北海道 羅臼 「羅臼の宿 まるみ アルラン三世」でホエールウォッチング、マッコウクジラに遭遇!
根室海峡でホエールウオッチングです。前日、宿泊しました「羅臼の宿 まるみ」所有の「アルラン三世」に乗船です。
出航決定
前日からの靄、「出航は翌日7時に決定します」と、不安になりながらの翌朝です。今まで、3回、ホエールウオッチングを計画して、海の状態が悪いと、3回とも船に乗ることなく、終わってしまっています...
翌朝、窓の外を見てみると、前日と同じくらいの靄です... 駄目かな...と...
船は、波の高い時以外は、出るという話も昨日、宿の方にお聞きしていて、期待をかけての朝食時、出航するとの案内です。わ〜い〜です。
「羅臼の宿 まるみ」は、羅臼漁港から少し離れています。10分弱くらいかな。車のある宿泊客は、車で、他の方は、宿の車で向かいます。
このサイトにある動画、すごいです。
宿泊しなくても、ホエールウオッチングだけの申し込みも可能です。宿泊すると、1割引になります。
乗船
漁港の事務所に、係の方というより船長さんがおられます。すぐ隣の駐車場に車を止めて、すぐ乗船です。
乗船時に、レインコートの貸し出しもしてくれます。持ってこられない方は、お借りした方が良いです。船の波しぶきとか、結構あります。
そして、救命胴衣を、装着して、乗船です。
出航
船長さんと、クジラを探す担当の方?かなの2名と、観光客4組の10名で出航です。
振り返ると、港も靄で霞んでしまっています...
出発時に、船長さん、「今日は、ダメ元で出発です。最悪の条件です...」と、でも見つける努力は十分するという、心強いお話で出発です。
船の1階には、客室があります。2階の船長室の隣に、ベンチがひとつです。
私以外の方は、皆、客室にこもっていました。
出航15分後は、くらいの位置です。
マッコウクジラに遭遇
船が停まって、少し経つと、「クジラだ〜」の声、皆で、指差すけど、全然、わかりません。
すると、海に、黒い線が...
やっと、クジラの潮吹きで、存在がわかりました。
皆は、この潮吹きに、早く気がついたそうです。係の方も、潮吹きで、クジラを探されるそうなのですが、今日みたいに、靄がかかっていると、探しにくいそうです。
信じられないくらい、船が近づきました。
この時、私は、船首の1階にいて、この写真です。
船の上から、「上の方が見やすいですよ。」で、上に上がって、船より大きなクジラに、ビックリしている内に、その写真を撮るチャンスを逃してしまいました。
失敗でした。最初から、上にいれば... 後悔です。
本当に巨大でした。こんなに近づけたのは、係の方によれば、クジラは、寝ていたのではと... 写真、残念です。
クジラは、他の船のエンジン音で、目を覚まし、潜ってしまいました。
場所は、この辺です。
2匹目のクジラ
クジラは、潜ってしまうと、40分くらい、潜っているそうです。逆に、そのクジラは40分後くらいに、また現れるということです。
船長さん達、他の観光船と情報を交換しあってます。さきほどのクジラも、他の観光船に知らせていたようです。
「音がしているぞ〜」「消えたな〜」「あそこで現れたクジラが出てくる頃じゃないか〜」とか... ずっと、交信していました。
「皆さんも、クジラを探してください。」海の上の潮吹きを見つけるそうです。
突然、移動です。
船が動くと、甲板(操縦席より少し3段くらい上に、高い位置に展望場所があります。)にいると、揺れると、ちょっと危険です。しっかり、捕まっていないとです。
救命胴衣の必要性を、ヒシヒシと感じました。
揺れっと一緒に、頭を動かさないようにすると、重心を保てるそうです。
次のクジラが見つかったようなにですが... 向かう途中で、「あ〜、潜っちゃったね。」と、潜っているクジラの尻尾を、遠くに小さく見ることができました。
(写真の中央、左寄りに黒い尻尾があります。)
しばらく皆で待機
しばらく、膠着状態です。どの観光船も、止まっていました。
それにしても、他の船は、遠目でも、甲板に、すごい数の観光客なのがわかります。私たちの船は、甲板で、結構、右へ左は動けたのですが、他の船は、ギッチリのようです。
しばらく、静かな時間、鳥がボートの周りで、ウロウロです。ボートを見ると、近づいてくる鳥だそうです。
3匹目のクジラ
ボヤ〜としかけていたら、突然、クジラ〜です。
見つけた時には、潮吹き、1回で、
背中をだして、
潜ってしまいました。
ここら辺です。
帰路
3匹、見つけることができて、皆、満足で、帰港です。誰も気分が悪くなる方もいなくて、船長さんたちも、ダメ元で出航したので、良かった良かったでした。
他の船の経験は、無いのですが...この「アルラン三世」を選んで、良かったです。
満足のホエールウオッチングでした。