エジプト ギザ 「クフ王のピラミッド」 観光、ピラミッド内部へ 低い 狭い 傾斜の辛い上り通路でした
ギザの三大ピラミッドのうち、最大のクフ王のピラミッドの観光です。1日300人限定の内部観覧にも入ってきました。通路を屈んで前進は、本当でしたぁ。
クフ王のピラミッドと太陽の博物館の入場券です。
外観
ギザ観光は、最初に、クフ王のピラミッドに向かいました。
下の写真は、ピラミッドが初めて視界に入った時に撮影した写真です。大きくて、フレームに入りきらなかったです。
現在の高さ138.74m(もとの高さ146.59m)、底辺230.37mです。エジプト最大です。
朝8:30、風が強く、とても寒い日でした。皆、厚着しています。
ピラミッドは、毎年のナイル川の氾濫の時期の3ヶ月間、仕事のない期間、庶民に、食べ物飲み物を与えるための失業対策用に建造されたそうです。
当時は、石灰岩の白い化粧板で、すべて覆われ太陽に反射し、全体が白く輝いていたそうです。
化粧板は、今は、下部に少し、残っています。
登りたい〜
頂上に登る事は、禁止されています。
「登れたらなぁ」と思っていたのですが...
登れたとしても... 石の大きさが半端なく、1つの石を乗り越えるのも、大変そうです。(簡単に、登れるものではないと、わかりました。)
「ナイル川殺人事件」で頂上に登った映像がありましたが、どのくらいかかったのだろうと、思いました。
今は、頂上には、避雷針が設置されています。
クフ王のピラミッド内部へ 入り口
大きな入り口が見えていますが、内部に入るには、泥棒が開けた その下の盗掘孔 から入ります。
この穴までは、階段とかの整備は、全くされていないです。登れそうなところを自分で、見極めながら、 登り降りします。手すりとかは全くないのです。気をつけないと、ちょっと危険です。
クフ王のピラミッド内部 マップ
内部は、写真撮影禁止です。往復で、15分くらいとガイドさん。
クフ王のピラミッド断面図
1.入口
2.盗掘孔
3.上昇通路入口
4.下降通路
5.未完の地下室
6.上昇通路
7.女王の間
8.水平通路
9.大回廊
10.王の間
11.控えの間
12.脱出孔by ja.wikipedia.org
クフ王のピラミッド内部 狭い上りの通路
「上昇通路入り口」までは、屈まずに、普通の姿勢で進むことができます。「盗掘孔」なので、壁がボコボコしていました。
「上昇通路」と「大回廊」と合わせて約90mくらい上りです。結構な傾斜です。
「上昇通路」では、1.2mと高さがなく、ずっと、屈んだ姿勢で進まなければなりません。
足元の滑り止めのしきり や 壁の手すり がなかったら、登れなかったろうと思うくらい傾斜がきついです。幅も狭く、人とすれ違うの時も、体を横にしないと すれ違えなかったです。
by www.inlifeweb.com
「大回廊」に出ると、視界が広がり、ピラミッドの内部に、こんな空間があるなんてと、感動でした。高さ8.5mの空間です。
by allabout.co.jp
「大回廊」の端に到着すると、行き止まりです。両脇に梯子があり、背の高さくらいだったか、登らなければならないです。(ここでは腕の力も必要です^^。)
ここまでの通路は、狭く、人の流れを止めることになるので、休憩が難しく、一気に登らなければならなくて、結構、辛かったです... 梯子を登ったところに、少し、空間があったので、ここで一休みでした。
できたら、この空間で、しばし、感動に浸りたかったけど...時間のなさと狭さと人の流れで、そんな余裕はない感じでした。
クフ王のピラミッド内部 王の間
すぐ、「王の間」でした。この部屋の隙間のない石の配置の壁はすばらしかったけど...
質素な部屋です...
端の方に、今まで、映像や写真で何度も見てきた石棺が置かれていました。
小さいと聞いていましたが、ほんとうに小さい石棺です。碑文も装飾も何もないです。
実際に目にしたら、何か自分の中での発見があるかなと思ったのですが...
by tabiris.com
何もなかったです。(小さいころから、エジプトのピラミッド、憧れだったのです... この部屋では、感動も何も感じなかった... )
何かを、残してきてしまった感で、戻ってきました...
クフ王のピラミッドの周囲
少し離れたところから、クフ王のピラミッドの全景を撮影です。観光が集中しているのは、クフ王のピラミッドと大スフィンクス周辺なので、少し、離れると、観光客はあまり見当たらないのです。
ピラミッドの手前に見える建物は、太陽の船が展示されている博物館です。
次は、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドに向かいます。