エジプト カイロ「エジプト考古学博物館」2階 種類別エリア 観光、ツタンカーメン 数々の黄金の遺品
エジプト考古学博物館の観光です。今回は、2階の種類別エリアのご紹介です。
ツタンカーメン王墓からの出土品で沢山でした。 そしてミイラ室には、歴代のファラオのミイラが展示されていました。
ツタンカーメンエリア
ツタンカーメンの特別室(黄金のマスク や 金や宝石の展示室)は撮影禁止でしたが、大きな出土品は撮影OKでした。
カノープスの壺
ツタンカーメン王の臓器(肝臓、肺、胃、腸)が、入れられたいた壺です。
1体いません、修理中でしょうか... 良かったのか、お顔をしっかりと見ることができましたぁ。
前に置いてあるのは、壺の蓋です。
古代エジプトでは、王が死後の世界で生きるのに内臓が必要だと考えていたのです。
カノープスの厨子(ちゅうし)
「カノープスの壺」は、この「カノープスの厨子」のなかに収められていました。
4つの側面には、手を広げ女神達が守っています。上部には、コブラ像が並んでいます。
4つの厨子
「カノープスの厨子」の上には、さらに4つの厨子で、覆われていました。
墓の中で組み立て、底がないそうです。金箔張りの木製厨子です。
一番外側の第一厨子です。とても大きく、青が引き込まれるような綺麗な色で、とても印象的でした。
第一厨子の内側です。
第二厨子の後方部分です。マアト女神が守っています。
第3の厨子、
第4の厨子です。
それぞれ、描かれている絵が独特で、ゆっくりと...見たかったです。
アヌビス神の厨子
死者の魂をあの世に導くと言われて神です。
発掘当時の写真が展示されていました。マント羽織ってるのかな、可愛いです。
聖なる牡牛形葬祭用寝台
後ろからになってしまった...
ヤグルマギクの花束
アンケセナーメン王妃がツタンカーメン王のお墓に入れたと言われているヤグルマギクの花束です。約3300年の物が、粉々にならずに残っていることが すごいです。
ベットと椅子
黄金のベッド、
木のベッド、
木の椅子です。
生活用品
ダチョウの羽根と象牙で作られた扇子。
ツタンカーメン王の服を作るときに使われたマネキン、サンダル等。
ツタンカーメンの黄金の立像 と 香油壺
香油壺は、金と象牙で装飾されています。
左右がツタンカーメン王です。
ツタンカーメンの黄金の玉座
生命を与えるアテン神の光のもと、ツタンカーメン王に 王妃アンケセナーメンがくついろいでいます。(香油を塗っているところです。)
肘掛には、黄金のカルトゥーシュを守る翼を広げたコブラです。
大エジプト博物館に移動
何度となく、写真で見てきた 「黄金の戦車」が、建設中の「大エジプト博物館」に移動されてしまって、なかった...です。大きな空のショーケースだけが残っていました... 残念です。
ツタンカーメン 特別室
特別室は撮影禁止でした。ここには、有名なツタンカーメンの黄金のマスクがあります。その他には、宝石や金の装飾品、棺等が展示されていました。
ここも大混雑でした。
by ja.wikipedia.org
ミイラ室
歴代のファラオ達のミイラ室は、特別料金が必要です。写真撮影は禁止でした。
驚きました、有名な多くのファラオのミイラが、実在していることに。(盗まれて、所在不明になっていると思っていました。)
ラムセス2世のミイラには、白髪が残っていました。そして、とても身長が高い方だったのがわかりました。
動物のミイラ室
動物のミイラ室には、時間がなく、行けなかったです。
ミイラ室(ファラオ達)も含めて、1時間の自由時間しなかくて...ファラオ達のミイラ室が、とても混んでいて、前に進まず...時間を取られて、他の展示品も見たくて、動物のミイラ室は、諦めました...
残りの時間で
残りの時間で、館内マップも無いので、30分くらい当てももなく、フラフラです... 30分では、落ち着いて見ることできませんでした...
広い吹き抜けのエリアがあったのです。2階から見下ろしたかったです。
アクエンアテン王の部屋に辿り着きました。
アテン神を崇める、アクエンアテン王一家の絵がかかっていました。皆が見ているのは、アクエンアテン王の黄金の棺かな?
ゆっくり見る時間がなかった...
アクエンアテン王の像だけ、パチリです。 いつみても特徴的な お顔をしています。
出口
出口を出ると、お土産屋さんが、連なっていました。
高貴な方が 亡くなるとお墓の守り神として一緒に埋葬された「青く塗られた小さなカバ」のレプリカを記念に欲しかったのですが...
ここのお土産屋さんでは、見つけられなかったです。
3時間の観光時間では、本当に、さわりだけでした。
やはり、大きな博物館は、フリーで見に行かないとですね。今度、大エジプト博物館が公開されたら、トライしてみようと思います。