空飛ぶおばさん旅日記・壱

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カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 巨木に浸食された遺跡

巨大な樹木が寺院に浸食してしまっている遺跡「TA PROHM TEMPLE COMPLEX(タ プローム)の観光模様です。12世紀に仏教寺院として建設され、後に、ヒンドゥー教に改修されたと言われています。

今回の旅行で、一番最初に訪れた遺跡です。 

門、カンボジアの方達

東側の門より入場です。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 東門

門を入ると、現地の方が、ゆったりと時間を過ごされているようでした。いろいろあった歴史のため、ある世代の方が、とても少ないそうです。こちらの方は、そんな歴史のことは、全然感じさせないです。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 現地の方達

どの方も、毎日を楽しんで生活をしているという感じを受けました。世界中のカンボジア復旧の協力に、とても感謝しているのも、伝わってきました。

日本に対しては、アンコールワット遺跡までの主要な長い道路を政府でなく、ボランティアが整備してくれたことに、とても感謝しているそうです。(日本テレビの「電波少年」の企画でした...私も、この番組は見ていました。道路が、ボコボコの大きな穴だらけで、大変な作業だったの、覚えています。)

こちらは、西塔門の観世音菩薩の四面塔です。帰りは、こちらから出ました。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 西門

 

巨木に浸食されて

東口から入ると、大きな巨木です。ガシュマルの木です。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 ガシュマルの巨木

遺跡に巨木が、いたるところで浸食しています。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 浸食した巨木

現在は、この巨木が遺跡を支えているという説もあって、すべてを取り除くべきかどうかの論争があるそうです。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 浸食した巨木

すごいですね、この太さ、曲がり方もスゴイですね。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 浸食した巨木の根

 

まだまだ発掘中

この遺跡の発掘は、インド政府の担当です。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 MAPと案内

発掘現場でもあります。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 インド政府 発掘中

作業現場を、邪魔にならないように通り抜けます。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 インド政府 発掘 作業現場

これから先の他の遺跡でも、いたる所でみました光景です。発掘した石に番号を付与して管理しています。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 インド政府 発掘した石に番号

 

苔むして

雰囲気の良い、遺跡です。ツアーでなければ...1日、ここで過ごしたいくらでした。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡

レリーフとかも沢山あります。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 レリーフ

観光客は、結構、おられましたが、気にならない程度でした。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡

緑の苔が奇麗です。この苔が遺跡の重さをさらに、出してくれていると思います。

カンボジア シェムリアップ 「タ プローム」遺跡 青々とした苔

訪れたのが9月後半なので、雨期(5月〜10月)の終わり頃です。雨期と言っても、観光中に傘をさしたのは、1度だけでした。ただ、常に異常に湿度が高く、動かなくて汗だくで、帽子の色まで変わってしまうほどでした。

現地のガイドさんに、「乾期の方が旅行には、良いですか?」と聞いたところ、「乾期は、気候は、カラッとしていて、気持ちが良いです、ただ、遺跡のこの苔の緑が、いっさいなくなり、茶色に変わるか、なくなります。」とどちらが良いとも言えないようでした。

これから先の遺跡でも、この苔むした感じの雰囲気が、どこでもあり、とても良かったです。木々の緑も青々していて、私は、雨期をお勧めします。