「ゴースト・イン・ザ・シェル」MX4D 3D(吹替版) TOHOシネマズ新宿
「ゴースト・イン・ザ・シェル」MX4D 3D(吹替版) を TOHOシネマズ新宿で見てきました。アニメを原作とした映画です。ストーリーもありふれた内容で、深みもなく、違和感満載の全体的に残念な映画でした...(アニメファンの方、申し訳ない... )
MX4D
MX4Dの動きで、特別に感じたことが全くなかったです。ん〜ん...本当に、感動が、全くなかった...
MX4Dについては、こちらの日記を参照ください。
ここからネタバレです。
キャスト
士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』を原作としています。気になったキャストのみ記載します。
脳以外は全身義体の少佐役、素子役「スカーレット・ヨハンセン」
体のシルエットが、モロにでてしまう全身タイツのような服が、そもそもの失敗では...
彼女は、アクション系の体格では無いと思います。下半身が重そうです。さらに、この服のせいでか... 足が短く見えます。動きも重く、全体を通して、爽快さが、全然ありませんでした。
ヨッコイショ感をいたる所で感じました ... この部分でも映画の質を落としていたかと思います。
顔立ちは、とても良くって、見ほれてしまうのですが...
荒巻大輔役の 「ビートたけし」
TOHOシネマズ新宿のMX4Dは、吹替版のため(残念です)、音声は、すべて日本語です... ところが、「ビートたけし」の部分だけ、英語で、字幕が出るのです。すべて、日本語で、通したということだと思います。
字幕版で見たら、彼だけ、日本語なのでしょう。雑すぎませんか...この映画。
さらに、その日本語も、発音がしっかりしていなく、聞き取り憎いところが、多数あります。「今、何て言っていたの〜」の繰り返しでした。録画でないので、巻き戻すこともできないので...消化不良このうえないです...
映画で、聞き取り憎いなんて、最悪です。
素子の母親役 桃井かおり
大好きな俳優さんなので、桃井さんらしい演技が素敵でした。
映画の中では、桃井さん、なんか...若くなってます。映像、修正したのかな... ちょっと違和感でした。
字幕が出ていなかったので、彼女は、英語で演じたのだと。
ただ、今回、見たのは、吹替版です。 声が... 桃井さんではないのです。凄〜い違和感です。桃井さん、声が素敵なのに...何なんでしょう...この映画...手抜きが多い!
あらすじ
軍需企業のハンカが、政府と共同して、脳以外は、全身義体の人間兵器開発のプロジェックトを推進。
そこから生まれた全身サイボーグの捜査官の少佐が、テロに立ち向かっていく途中で、そのプロジェクトの真相に迫っていき、真の悪に立ち向かうという話です。良くあるストーリーです。
テロの中心人物が、このプロジェクトで、失敗作に終わり、放り出された、少佐の友人だったというのも、アリキタリですね。
映画の舞台
アジアのどこかの巨大都市が舞台です。どうやら、日本を模したかったのだと思うのですが...
間違った日本文化としか見えないです。いろいろなアジアの国々が ゴチャ混ぜで、それが、映像に始終出てきて、日本人として、あまり良い感じはしなかったです。
このアニメファン以外の方には、お勧めできません。寝落ちまではいきませんでしたが、時間を無駄にした感が大きかった映画でした...