西武鉄道『西武 旅するレストラン「52席の至福」』ブランチコース、ゆったり くつろげる車両、楽しい3時間
2017年12月中旬、西武鉄道『西武 旅するレストラン「52席の至福」』ブランチコース西武新宿10:47発 → 西武秩父 13:57着の約3時間強の観光列車に乗車の模様です。
運行コース・予約
クラブツーリズムさんのロイヤルグランステージ最上級バス「ロイヤルクルーザー四季の華」のツアーに参加です。
「52席の至福」のコースは、お昼のブランチコース、夜のディナーコースと2種類あります。
ブランチコースは、池袋駅または西武新宿駅から西武秩父駅への運行、ディナーコースは、逆の西武秩父駅から池袋駅または、西武新宿駅への運行です。
他に、池袋駅から池袋駅への運行のIKEBUKUROディナーコースもあります。
サイトで予約が可能なようです。予約状況を見る限りでは、予約は、取りやすいようです。
走行路線
西武新宿駅発のブランチコースは、西武新宿駅から出発です。
掲示板には、「臨時」と出発番線だけ表示されていました。
1日フリー切符が配布されます。途中散策の芦ヶ久保駅で、再乗車時に提示します。
西武新宿駅を出発すると、西武新宿線を所沢駅へ。所沢駅で進行方向を変え、西武池袋線を飯能駅へ。再び進行方向を変え、西武池袋線、西武秩父線を途中、芦ヶ久保駅で散策時間を取り(「道の駅果樹公園あしがくぼ」が隣接)、西武秩父駅へ向かいます。
四季を表現した車両
車両は4両です。客車2両、キッチン車両、多目的車両です。
それぞれの車両には、季節がデザインされています。
当社線の代表的な観光地である「秩父」の四季と、自然豊かな秩父や武蔵野を流れる荒川の水をダイナミックに表現しました。
1両目は、「春」芝桜、長瀞の桜、
多目的車両です。
イベント車両のようですが、今回は、何もない車両でした。初めてです、何もない空の車両を見たの... 何か、新鮮でしたぁ。少し、ここで車窓をと思ったのですが、暖房きいてなかったです。
2両目は、「夏」秩父の山の緑、
客車です。一般の方が乗車されていました。
3両目は、「秋」秩父連山の紅葉、
キッチン車両です。
4両目は、「冬」あしがくぼの氷柱、冒頭の写真です。
今回乗車した車両です。客車です。こちらの車両は、ツアーの団体さんで埋まっていたと思います。
客車内の模様
通路を挟んで、4人席と2人席が並んでいました。
今回の席は、4人席の4番テーブルでした。
いつも、座席は、くじ引きで決められていたのですが、今回は、一人参加の女性の方達が、ちょうど4人いて、相席でした。
最後まで、楽しいお喋りができて、楽しかったです。
席も最後にテーブルにたどり着いたのですが、窓際を譲っていただいて、感謝です。
こちらは、2人席です。
ただ...4番テーブル(4人席)は、一番端のテーブルで、窓がドアの収納位置にあって、枠が大きく、ちょっと残念な場所です。
通常席の窓は、広々です。
デザインは、建築家の隈研吾氏、4号車の天井は、「西川材の格子天井」だそうです。
座席は、余裕があって、かならず、一人一つの荷物置きが用意されていました。
化粧室
化粧室は、1両目の多目的車両にありました。一つなので、定員52名なので、やはり混んでいました。
途中、芦ヶ久保駅での散策時間に余裕がありましたので、駅の化粧室を利用しました。
別に男性専用のトイレも用意されています。
車内販売グッズ
車内販売グッズは、3種類です。オリジナルコースターは、席に用意されているものを持ち帰れます。
キッチン車両のカウンターに、サンプルが展示されていました。
車窓の風景
ほとんど...街中を走行します。風景を楽しむ、観光列車ではないですね。
お食事が、とても美味しく、フリーのドリンクが充実していて、職員の方達の対応も心地よく、車内もゆったりすごせて、芦ヶ久保の「道の駅」散策も、思ったよりも面白く、満足の観光列車でした。
飯能駅を過ぎた頃から、景色は、秩父の風景にまります。
4号車は、後半は、先頭車両なので、運転席越しに、単線の風景を楽しむことができました。
写真は、雪景色になっている山々を撮影したのですが... 逆光で... 写っていなかったです...
走行中の歓迎
走行中、ところどころで、西武鉄道の職員の方たちが歓迎してくださいました。
観光列車によくある地元の方達の歓迎はなかったです。首都圏と地方の違いかもしれません。
飯能駅では、職員の方が、「52の至福」の看板の前で、停車しているあいだ、ずっと敬礼されていて、出発するとき、手を振ってくださいました。
西武秩父駅到着
西武秩父駅に定刻に到着です。空気が爽やかでした。
次回は、ブランチコースの食事の模様です。