「暗殺教室 -卒業編-」 2D 新宿ピカデリー
「暗殺教室 -卒業編-」を新宿ピカデリーで見てきました。前作もアニメも見ていない状況でしたが、見終わっての面白かった感は、特別なものがありました。
生徒達の一体感と、「殺せんせー」との信頼は、清々しかったです。映画自体も、全体的にスピード感があり、良い感じでした。
今までのあらすじ
学校の落ちこぼれが集まる、エンド(E組)と呼ばれている中学校3年E組が舞台。
防衛省の烏間惟臣が謎の生物「殺せんせー」を連れて来るところから始まる。「殺せんせー」はE組の担任となり、「自分を殺さなければ地球を破壊する」と宣言。
最強の「殺せんせー」を殺すため、さまざまな弱点を探しながら、いろいろな個性を持つ生徒達が暗殺を試みるという物語...今回は、その続編です。
キャスト
キャストは、ほとんど適役だと思いました。
適役で良かったと思った俳優さんたち
- 「殺せんせー」の嵐の二宮和也さん:生徒に話しかけるような話し方が、とても良かったです。前知識を入れていかないので、最初は、二宮和也さんだと気がつかなかったです。
- 「雪村あぐり」の桐谷美玲さん:センスの無い、何でも一生懸命な役がとても可愛かったです、好感度UPですね。
- 切れ者生徒、「赤羽業」の菅田 将暉さん:auの「鬼ちゃん」も注目を浴びて、今回もカッコ良いです。
- 防衛省の烏間惟臣の椎名桔平さん、ビッチ先生の知英さん:最初は、「アアこういう役、いるよね」。という目で見ていましたが、途中から、好感を持って見ていました。(生徒に対する気持ちが伝わってきました。)
ちょっと、残念だったのが...
主演の 見た目が女子っぽい生徒、潮田渚役の 山田涼介さん、演技は、良かったと思うのですが...
カ細い声を出しているところが...なぜか...らしくなく、無理している感が出ていて、そういう演技がされる都度...何か、違うだろう...と見ていました。
(金田一少年役の山田涼介さんを見てきたからかと思いますが...)
ここから、少し、ネタバレです。
内容
最初は、アニメ自体も知らなくて、あまりにも、「タコ」の実写映像、内容もくだらなく思えて、期待した映画でなかったので、見に行く予定はなかったのですが、WEBのランキングが1位を長期にわたって、占めているような状態でしたので、見に行ってみました。
最初は、やっぱりなぁ...ちょっとクダラナイかなと思って、見ていましたが、生徒達の一体感の清らかさが、何か心地よく、その周りを囲む他の教師たちの暖かさが、期待を裏切らず、タコの「殺せんせー」の誕生のイキサツあたりから、吸い込まれていきました。
コロ先生役の嵐の二宮和也さんと、ちょっと天然のあぐり役の桐谷美玲さんとの絡む部分は、見ていて、微笑ましく、二宮和也さんの優しい表情がとても良く、ファンがまた、増えるなと思いました。
最後の方で、防衛省に生徒達が拉致されて、逃げ出す部分は、防衛省が、そんなに弱いのか...と、「殺せんせー」に鍛えられた生徒達だから可能だ〜の流れなのですが....少し現実離れしてますが、スピード感があって、面白かったです。
「殺せんせー」を超生物に改造した研究者・柳沢誇太郎(シロ)と、「殺せんせー」との戦いは、最後がちょっと、あっけないかなと思いました。
「殺せんせー」と生徒達の最後は、こんなものでしょう...と言った感じで終わりました。
期待していなかったこともあり、かなり面白かったです。
映画が終わって、字幕まで見てしまいました。(普段は、帰ってしまいます。)この前作(映画)も、アニメも見てみたくなりました。