空飛ぶおばさん旅日記・壱

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「キングコング 髑髏島の巨神」MX4D 3D TOHOシネマズ新宿

キングコング 髑髏島の巨神」MX4D 3D を TOHOシネマズ新宿で見てきました。歴代のキンコング作品の中で、一番、物語的にも良かったと思います。MX4Dも動きがとてもマッチしていて、楽しかったです。内容でもMX4Dでも とてもお勧めです。

「キングコング 髑髏島の巨神」ポスター

TOHOシネマズ新宿 スクリーン2マップ

 

MX4D

飛行中のゆるやかな椅子の傾きから、戦闘中の激しい揺れ等、光線、風の流れ、物がカスめて行くときの空気、背中のどつかれ方まで、映画の内容にあわせ的確に動きが組み込まれていたと思います。

隣で見ていた女性は、見終わって、「遊園地みたいだった」と言っておられたです。私も、映画が面白かったのもあるのですが、楽しかったなぁと思いました。

今回は、水のシーンも多くて、MX4Dは、4DXと比べ、水しぶき は、抑えめだと思うのですが、とても多く感じました。量的に、多い箇所もあって、3回くらい3Dメガネをハンカチで拭ったかと思います^^。この映画、水の使い方が上手だと思います。

MX4Dで観賞されること、お勧めです。

 

MX4Dについては、こちらの日記を参照ください。

 

ここからネタバレです。

 

考えさせられた いろいろな巨大な生物達

この映画を面白くしているののひとつが、いろいろな巨大な生物達の描写の仕方だと思います。

この生物達が、巨大だからこそ、登場人物達と、いろいろな接し方をしていきます。それが驚きだったり、悲しさだったりします。そういう生物が現れる毎に、何か感じるものがありました...

  • バッファローを巨大化したような生物が、最初、登場した時は、その巨大さもあるけど、何か神聖なものが現れた感じがしました。静かに皆の目の前に突然に現れて、去っていきます。
  • 巨大な蜘蛛に、気付く前に、蜘蛛の足で、隊員が、体を貫かれます... 蜘蛛が悪いわけではないのです。そこをただ歩いていたのだから... でも、隊員たちは、その8本の足に、攻撃される形になり、足を切り、倒してしまう... 
  • 巨大なナナフシのような生物の時も、隊員は、驚いて、攻撃するのですが、静かに去っていきます。
  • 遠くにいる、何もしかけてこない怪鳥を、隊員が1匹を意味もなく銃で殺してしまい、側にいた群は、それに驚き逃げるシーンがあり、その後、彼らが、敵と化して、集団で襲ってくる。

静かに暮らしている生物達に、なぜ、攻撃をしかけるのかを訴えていたのかなと思いました。これがこの映画のテーマだと思いました。

 

概略あらすじ等 

最初は、1944年の第二次世界対戦時の話から始まります。ここで出てくるのが、とある南の島に迷い込んだ日本兵とアメリカ兵、日本兵は、日本刀を振り回しています。

アメリカ映画だと、日本人をこういう風に描かれることが多くて、ちょっと残念な始まり方と思いました。この日本刀が、あとで、結構、重要な役割をはたすのですね。

そして突然1973年のベトナム戦争終了時、なぜ、この時代を背景にしたんだろうと...見ていて、ずっと疑問に思って、...解決しなかったです^^;

不思議な島を南太平洋に発見、調査隊が編成され、乗り込み、調査の為、爆弾を使って、キングコングの怒りに触れ、戦いへ。

逃げる中、調査隊(一般人)は、現地の民と、1944年に迷い込んだアメリカ兵によって、キングコングが、皆を守っている守り神だと知り、コングを守る側に。

この島には、地下の空洞に、トカゲの怪物がおり、コングは、ファミリーで、この島を守ってきたと。(家族は、すでに犠牲になっている)。今は、島の唯一の守り神。

仇を討とうとしている調査隊(軍人)と対立へ。

このトカゲ、2足歩行で、超強くて、不気味な生き物です。すごい迫力です。この不気味さに相対するコングが、可愛くみえます。最後の、このオオトカゲとの迫力の戦いの場面では、心の中で、大応援です。

 

エンドロール後

エンドロールの後、最後に、こういう島は、他にもあるというような終わり方をします。今までの怪獣映画にでてきた怪獣が、たくさん画面に流れます。次回作の不宣でしょうか...