メキシコ チチェン・イッツァ遺跡(1/3) ピラミッド(El Castillo:城)、ククルカンの降臨、神秘的な反響音
メキシコ、メリダ滞在2日目、「ククルカンの降臨」で有名な チチェン・イッツァ遺跡観光です。
駐車場 チケット売り場
遺跡の入り口には、大きな駐車場です。ここの遺跡の施設が、メキシコで訪れた中で、一番大きく、観光客が多かったと思います。
写真は、帰り際に撮影したので、12:00ぐらいの状況です。
私たちが到着したのが、10:00頃。メリダからだと、2時間、カンクンからだと3時間くらいの距離にあるので、11:00頃より、この遺跡は、混み出すそうです。
写真のように、帰るころには、ショップが並んでいて、お客さんもたくさんでしたが... 私たちが、到着した時刻では、まだお店は、開いていませんでした。
チケット売り場も、12:00には、行列です。
チチェン・イッツァマップ
紀元後6世紀頃からの、マヤ独自の旧チチェン・イッツァ時代と10世紀以降のトルテカ文明と融合した新チチェン・イッツァ時代とに分かれます。
チャックモール像、戦士、生贄の頭蓋骨、ククルカンとトルテカの特徴です。
西側の駐車場、チケット売り場より、西に、200mくらいで、大きな広場が広がります。新チチェン・イッツァ時代の「ククルカンのピラミッド」、「戦士の神殿」、「千本柱の間」、その北側に「金星の台座」その西に、「ジャガーの神殿」「球技場」です。
南西に、旧チチェン・イッツァ時代の「高僧の墳墓」「赤い家」「天文台」「尼僧院」です。
遺跡へ の道 お土産屋さん
チケット売り場より、東へ少し歩きます。この道の両脇は、時間になると、お土産屋さんが並びます。11:00頃は、どのお店も準備中でした。
この道を行くと、「ククルカンのピラミッド」のある大きな広場に出ます。新チチェン・イッツァ時代の遺跡が見渡せます。
この日は、風が強く、観光客の帽子が飛びまくっていました。
ククルカンのピラミッド
El Castillo(エル・カスティージョ、スペイン語で「城」です)と呼ばれています。 9層の基壇、91段の階段が東西南北、すべての面にあります。
現在、すべての面の階段が登板禁止になっています。写真のように、囲われていて、近づけないようになっています。
ククルカンの降臨
ククルカンのピラミッドでは、 春分の日、秋分の日の2回、特別な現象が見られます。
太陽が沈む夕方、北側階段の側面に影が現れ、階段が胴体のように見え、頭部とあわさって、完全な姿に見えます。
ガイドさんに、その写真を見せていただきました。
その時期は、すごい観光客だそうです。昨年は、天気が悪く、その現象を見ることは、できなかったのですが、今年の春分の日は、見れたそうです。
その頃に来たかったですぅ。
神秘的な反響音
ククルカンの頭のある北側の面の正面(少し離れた方が良いです)、位置が大事です。そこで拍手をすると、ピラミッドの上の神殿より音が反響するのです。
なんとも言えない神秘的な反響音でした。
写真は、北面の正面です。一番上の神殿から、反射音が戻ってきます。
東面、南面は修復中
ククルカンの頭がある北面と西面は、修復が終わっており、東面は、修復途中です。写真は、階段を境に、右側修復済み、左側修復前です。
そして、南面、全面的に修復が行われていない面です。
その南面の麓に、イグアナ君です。この遺跡も多かったです。
発掘中
東面のすぐそばの地面に、発掘中の現場がありました。いろいろな調査が行われているようです。
地中に電流を流して、地下20mほどに25×35mほどの地底湖があり、地下河川が流れていることがわかったそうです。
他にも、ピラミッドの中に、ピラミッドが入っている等々、発掘調査がいろいろ進められているチチェン・イッツァ遺跡でした。