空飛ぶおばさん旅日記・壱

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屋久島「縄文杉トレッキング」大雨の トロッコ道 復路、川は轟音の激流に 道は崩れはじめて

屋久島「縄文杉トレッキング」トロッコ道の戻りの模様です。激流と化した川を横目にゴォゴォという音を聞きながら、大雨の中の8.5kmです。

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 大雨で激流と化した川

 

自然がたくさん

大雨に縄文杉登山を諦めてた戻る道は、時間に余裕も出て、人混みが全くなく、色々な物に目がとまる楽しい帰り道になりました。(諦めて、帰路についたのは、私たちだけのようでした。)

木々の緑が雨に濡れて、鮮かで綺麗なのです。

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 雨に映える たくさんの緑

周りには、たくさんの綺麗な苔があるのにも気が付いて。

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 雨に映える たくさんの苔

天然記念物に指定されている苔だそうです。広範囲に生えていて雨の中、輝いていました。

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 雨に輝く苔

そして、トロッコ道の両脇に雨水で できた流れには、沢ガニやカエルです。

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 雨でできた流れにはカエル 

 

川の水嵩が...

いろいろな自然に気を取られてはいたのですが... 

横から聴こえてくる川の流れの轟音が...

かなり、気になってきてはいたのです...

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 大雨で轟音を放っている川

往路は、岩ばかりで、ほとんど流れが見えなかった川も、水嵩が増え、溢れそうな位置まで来ています。

ガイドさんに、危険が近ずいているのではないかと聞いてみると、

「もうすぐ川が、ここまで来てしまうのではないですか?」と、

「屋久島の川は、水の流れが早くて、溢れることは、ないのですよ。警報も出ていないので大丈夫ですよ。」と。

 「トロッコ道にできた雨の水の流れが、透明なので、全然大丈夫ですよ。どこかで 崖崩れが起きていると、この流れが濁って茶色くなった時は、危険です。」と。

道の両脇にできた流れは、透明な綺麗な流れでした。

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 両脇には 雨でできた綺麗な流れ

大丈夫だと聞いていても、この水の激流を間近で見て、何度も足がスクみました。  

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 水の流れは、激流 

手すりのないトロッコ道の橋の上では、足がすくんで、さらに歩幅が狭くなって、普通に歩けませんでした。

ここは、来る時は、川底に綺麗なツツジの花が咲いていたところでは...

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 激流の川の上を歩く

そして、来る時は、大きな岩だらけの川底も...

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」トロッコ道 往路の川 底は岩だらけ

こんな状態です...

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」トロッコ道 復路の川は 激流

 

崖崩れ...!

「水の流れが透明なので大丈夫ですよ。濁ると、どこかで崖崩れ、危険です」と説明を受けていて...

足元の水が、ところどころ濁って来ました。

そして、小規模の崩れも...

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 大雨で道に崩れも

道に、上から水の流れが直撃する箇所も出て来て、

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 大雨で上から水の流れが直撃

後半は、もう、川には、岩も見えなくなって、流れの轟音が響き渡っていました。 

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」復路 トロッコ道 大雨で 川底の岩も見えなくなりました

ガイドさんが、ちょっと時間をくださいと、橋の上で、川の激流をビデオに撮影していたのが印象的でした^^。(本当に滅多にないことなんだと、実感でした。)

最後の方は、「大丈夫ですか?」を聞いても仕方がないので、沈黙の必死の帰り道でした。

 

荒川登山口

往路より、短い時間で、荒川登山口に戻ってきました。登山バスは、「縄文杉トレッキング」のスケジュールに合わせているので、この時間帯は、全くありません。15:00までないのです。

車両規制の区間なので、タクシーを呼ぶしかありません。麓から1時間くらいと... 1時間待ちです。

ちなみに、softbankは、この時、圏外で使えませんでした。docomoで繋がりました。

屋久島「縄文杉トレッキング」荒川登山口 by www.google.co.jp

by www.google.co.jp

建物の中には、アコーディオンカーテンで仕切られた更衣室もあって、着替えることができます。全身ビショヌレでしたので、着替えます。着替えとタオルを防水袋に一式、持って来たのは、大正解でした。

そして、ガイドさんが、たててくださった暖かいコーヒーで、縄文杉のところで、食べるはずだったホテル用意のランチをいただきました。

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」屋久島いわさきホテルのお弁当

最初は、数人しかいなかったのですが、

食事をしていると、続々と、トレッキングを取りやめて、戻って来る方達で、建物が溢れました。

そして、皆さんタクシー手配をしているのですが、島のタクシーの台数が限られていて、なかなか捕まらないようでした。

早めの諦めが幸いしました。

 

タクシーでの帰り道

雨の多い屋久島、タクシーも考慮されていて、座席には、ビニールシートでした。

細い険しい道を、タクシーの運転手さん、豪雨の中、慣れた道と、飛ばします。途中、何か動物がいたりと、結構、大騒ぎで、楽しい帰り道でした。

 

ホテルに

ホテルに戻る頃には、雨は止んでました。

ホテルの部屋より、山を見ると、上の方は、靄っています。

まだ、雨なのかな。

2018年5月後半 屋久島「縄文杉トレッキング」大雨... ホテルに戻ると雨は止んでいた

今回のトレッキング、豪雨のせいとはいえ、

装備が不十分すぎでした。素人すぎでした... 調査不足でした...

次回は、準備のどこがNGだったのか、用意していってよかったもの等のお話です。