空飛ぶおばさん旅日記・壱

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「キング・オブ・エジプト」 MX4D TOHOシネマズ新宿

「キング・オブ・エジプト」 MX4D をTOHOシネマズ新宿で見てきました。エジプトの神話好きとしては、たまらない映画でしたぁ。現実離れした、神と人間の共存の世界で、ゴージャスな映像が続き、早い展開で、あっという間の2時間でした。

「キング・オブ・エジプト」 ポスター

TOHOシネマズ新宿 スクリーン2マップ

 

MX4D

思った以上にアクション(戦闘?)部分が多かいと思いました。MX4Dで、見る方が面白いかなという感じです。

得に目立った動きはなかったと思います。(と...最近、MX4Dに感動しなくなったです...見慣れてしまったのか...)

危険な迷路、スフィンクス出現、大蛇に襲われる箇所等がMX4Dならではでないでしょうか。

 

MX4D,4DXについては、下記の日記を参照ください。

 

 ここからネタバレ

 

 ワクワクした箇所

エジプトの神話は、興味があり、少しだけ知識がありました。

で、出だしで、「神々と人間が共存する世界」の話であると知って、この映画の知識も無く見に行ったので、ワォ〜でした。

神々と人間の描写が、すばらしかったと思いました。

  • 神々は、人間より、かなり大きい。見た目で、人間か神かがわかるように描かれています。比較映像(並んだ映像)が出る度に、違和感が無くて、もしかしたら、昔、本当に、こんな世界もあったのかなとか、思えてしまいました。
  • 神々に流れている血は、金色。結構、神々の戦闘シーンが多かったのですが、血が金色なので、イヤ〜な感じがしなかった。(流血シーンが好きで無いです。)そういえば、人間の赤い血の流血のシーンが印象に残っていないです。少なかったのかな。
  • 神々と人間の関係が、暖かく描かれている感じがしました。共存する世界です。
  • エジプトの群衆、ゴージャスな建物、CGだとは、思うのですが、遺跡巡りが大好きなので、「この前、見に行った遺跡も、昔は、こんなんだったのかなぁ」とか、思いに慕ってしまいました。(あそこまで、ゴージャスではないとは思うのですが...すごい、金ピカピカに描かれています。) 

 

ちょっとガッカリした箇所

神々が皆、素敵に描かれていました。

エジプトの王オシリス、その息子ホルス、悪役のセト、愛の女神ハトホル、知識の神トト、反乱軍のリーダーネフティス、冥界の神アヌビス、皆素敵です。

ホルス、セトは格好良い〜です。ハトホル、ネフティスは、女性神で、暖かく描かれていて、トトは、知識の神なのに...スフィンクスの質問に1回で解答が出せ無くて、愉快で面白く、アヌビスは、頼りになる結構良い奴です。皆、goodの描かれ方です。

なのに...太陽神ラー、期待しましたぁ...

期待しすぎたせいか...ガーンでした、なんか威厳が感じられない...あっさりとセトに負けるし...

そういう役所だったのかな...

 

あらすじ

前置きが長くなってしまったので、あらすじは、あっさりと、

エジプトを納めていた王オシリスより息子のホルスの戴冠式のさい、オシリスは、弟セトに、殺され、息子ホルスは、両目を奪われてしまいます。

(両目は、ホルスにとって、千里眼の力があり、無いと、力を発揮できないのです。)

 

恋人ザヤを救う為に、そのホルスを救いだしたのが、人間のコソドロ、ペックです。

最初は、ギスギスしていた、二人が、だんだん、心を通じ合わせ、ホルスがペックを対等に大事にしていくところの変化は、良い感じです。

 

このペックが、なぜか強い、戦いに強いのでは無く、逃げ足がすごいという設定です。神々ができないことでも、この運動神経と運で、すべて結果OKという感じでした。

罠の迷路を抜けるシーンは、すごいです。目が離せなかったです。

 

セトは、人間を奴隷化し、他の神々の力を奪って、頑強になっていきます。

ラーさえも倒してしまいます。

最強のラーを倒したセトを、両目の戻ったホルスが最後には、倒すのですが...この時は、「セト弱く無い?」と思ってしまいました。

 

最後の戦いで、ペックは、死んでしまいます。

でも、ラーの力で、ペックも、ザヤも生き返って、華やかな戴冠式といった終わり方です。

死者の国に、連れ去られてしまったハトホルを助け出して、皆、揃って戴冠式にして欲しかったです。

 

アメリカでは、評価が悪かったようなのですが...何がいけなかったのでしょう...久々に、ワクワクした映画でしたぁ。