香川県 佐柳島(ねこ島)他の観光情報:400段以上の階段道「大天神社」、大量の落ち葉道「奥ノ院」、石コロ沢山の海岸
香川県 佐柳島(ねこ島)、猫さん以外の観光情報です。
「絶景地」の看板につられて、過酷な階段道へ。そして、落ち葉に埋もれた道。初めて見ました大きな石コロばかりの海岸です。
本浦集落 「大天神社」へ
本浦集落を歩いていると、興味がそそられる看板に出会います。「絶景地」という文字が、光って見えて、島での滞在が5時間なので、時間もたっぷりあるので、行ってみようと...
看板は、ここら辺にあります。
最初は、なだらかな階段で、歩きやすく、花々もあって、良い散歩道です。
途中に桜も咲いていました。
階段がだんだんと増えてきて、過酷になってきました... 終わりが見えない...です。
あの先まで、行ったら、終わりかな... と思いながら登ります。途中で、10人ぐらいのグループに、「こんにちわ〜」と追い越されました^^;。
途中で、一休みして、撮った写真です。確かに景色は良さそうです。
もしかして、着いた〜。
後半の階段は、少し、割れていたりと、足場悪いです。
平らな道です。ほっと一息ですが...
また、上への階段が見えてきました。エェ〜...。
本浦集落「大天神社」到着
最後の階段でした。やっと、鳥居です。
帰りに段数を数えてみました。下から鳥居までで、400段はありました。ゆっくり休みながら登って、20分くらいでした。
建物の中には、座れる場所と太鼓がありました。バチも側にあります。
お参りしている人、皆、叩いているようです。登っている途中でも、音が何度か聞こえてきていました。
おみくじもあります。 20円です。
記念に、引いてみました。番号が出てくる「みくじ筒」もありました。本格的です。「上上吉?」良い結果みたいです。
で、「絶景地」は、どこ〜?
絶景地はいずこ
鳥居の側に横道があります。絶景地かな...
突き当たりに、ちょこっと、出っ張った場所があって、海を望むことができます。
これが、絶景地... 。これだけ登ってきて、納得がいかないです。途中で、追い越されたグループも戻ってこないし、さらに、先の道に行くことにしました。
深い落ち葉で埋もれた道
この場所の反対側が、落ち葉に埋もれた上への階段です。きっとこの先に何かあるんだと...登ります。
途中で、沢山、スミレが咲いていました。久しぶりでスミレを見ましたぁ。
どんどん、落ち葉が深くなっていきます。積もった落ち葉で階段が見えません...
途中で、上から声がしてきて、さきほどのグループです。
「上には、何もないです。」
「木々で覆われて絶景地もないです。」
と...
ガーン...
それでも、自分の目で確かめたくで、登ることに...
平坦な道へ 行き止まり...
やっと、平坦な道です。落ち葉で、足が潜ります。
ここまで、鳥居のところから、20分です。
これ以上、先に行けそうにありません。木々で海も見ることができないです。
諦めきれず、木々の隙間から、海らしい所を撮影してみた写真です。この日は、モヤがあって、先があまり見えない日でした。晴れていたら、先が見えたのかな...
必死の戻り道
ここで、ふと、思い出しました。フェリーの「イノシシ注意!」のポスター。
「イノシシ」が出てきそうな場所です。急に怖くなって、急いで、戻ることに。
戻り道が、登りより大変でした。落ち葉で階段が埋もれているので、足の置き場が、まったくわからないのです。必死の帰り道です。
やっと、「大天神社」にたどり着いて、休んでいるところで、地元の方(島の方かな)が、お参りに来ておられたです。
「この上、何もないのですね」とお聞きしたところ。
「奥ノ院 がありますよ。」と、
草で、道が塞がれていただけのようでした。草で覆われていると言ったら、驚いておられたです。地元の方も、あまり行かれなくなったのかな。
「イノシシが出るから、危険ですよ。」と、ついこのあいだ、30匹くらい捕まえたそうです。
いまさらながら、背筋が寒くなりました...
本浦集落 近くの海岸
長崎集落へ向かう、本浦集落の外れに、広い海岸があります。
初めてみました。沢山の大きな石コロがある海岸を。波打ち際は、ずっと、こんな感じでした。
そして、浜には、ところどころに、大きな足跡です。カモメより、大きい足跡だと思います。何だろう... ペリカン? 近くには、何もいなかったです。
そして、拾った貝殻です。この大量の石ころのせいでしょうか? 頑丈な貝殻しか、落ちていなかったです。形の良い、大きな蛇貝、久々に見ました。
だれもいない、静かな海岸でした。