エジプト ルクソール 東岸 ルクソール神殿観光、持ち去られたオベリスク、キリスト教徒による破壊が顕著な遺跡...
ルクソール神殿の観光です。この神殿は、カルナック神殿複合体のアメン神殿の付属神殿として建立されました。
入場券 100£Eです。
ルクソール神殿 マップ
神殿前には、スフィンクスの参道が広がり、入り口にはオベリスク、2つの建造時期の違う中庭が大列柱廊をはさんであり、奥には、至聖所です。
スフィンクスの参道
アメン神殿までつながっているといわれているスフィンクスの参道が入り口広場の向こう側にあります。
入り口 オベリスク
当時は、第一塔門前には、2基のオベリスクとラムセス像左右3体があったそうです。
向かって右のオベリスクは、今は、フランスのコンコルド広場にあります。
土台だけが残っています。
残っている1基、25mのオベリスクです。ラムセス2世が建設です。
対で見れたら壮観だったろうと... フランスは、当時、変わりに時計を贈ったそうですが... 返還してくれるとかはないのかな...
第一中庭
第一塔門をすぎると、たくさんのパビルス柱の中に、たくさんのラムセス像で囲まれた中庭です。
頭が落ちている像が多かったです。
キリスト教徒による偶像崇拝禁止による破壊と推察されています。
この中庭には、ハトシェプスト小祠堂もありました。
ラムセス坐像
大列柱廊への第二塔門の前には、ラムセス坐像です。
坐像の側面には、上下エジプトの統一図のレリーフです。それぞれの象徴のパピルスとロータス(蓮)をファラオが、引っ張り合っています。
坐像が踏んでいる足元には、敵対するヌビア人のレリーフです。
大列柱廊
開花式パピルスが2列14本並んでいます。高さ19mです。
午前中に、アメン神殿の壮大な「大列柱室」を見てしまった後なので... 感激が薄かったかな...
先にルクソール神殿から観光した方が良いかもです。
太陽の中庭
アメンホテプ3世時代に作られた庭です。柱の形も違っています。
柱の下部に、レリーフが残っていますが、こちらも、キリスト教徒によって傷つけられている部分が見受けられました。
14時頃と、とても暑い時間帯だったせいか、観光客も少なくなって、広々とした圧迫感のない 良い感じの空間でした。パノラマ写真です。
至聖所
さらに奥に進むと、エジプトの遺跡にはない雰囲気が、ドーム型の入り口、柱までローマ風です。
ローマ時代に礼拝堂に改装されてしまった部屋です。壁には、ローマ人?、レリーフの上から、描かれてしまったそうです。
そして、破壊されてしまった壁画です...
モスク
第一中庭には、今も使用されている人気のあるモスクがあります。以前は教会でモスクに改装されたそうです。
建設当時は、この遺跡が埋もれた遺跡であったため、当時の入り口が建物の上の方に残っています。
次は、ルクソール西岸観光、王家の谷へのウォーキングの模様です。