エジプト カイロ「エジプト考古学博物館」1階 年代別エリア 観光、見応えある 4000年前の 数々の遺品
エジプト考古学博物館の観光です。世界中から観光客が集まっている博物館でした。
今回は、1階の年代別エリアのご紹介です。
4000年以上も前の遺品が、数々と展示されていました。
入場券
入場券と写真撮影のチケットです。ツタンカーメンの黄金のマスク等の特別展示室、ミイラ室では、撮影禁止でした。
マップ と 建設中「大エジプト博物館」
「エジプト考古学博物館」は、3大ピラミッドや 、現在建設中の「大エジプト博物館」から30分くらいのところにあります。
旅行中、建設中の「大エジプト博物館」の前を、何度となく通りました。とても大きな博物館になるそうです。まだ公開はされていませんでした。
今後は、「エジプト考古学博物館」から展示品を移動し、部分的に、公開を始めていくそうです。
もう、移動されてしまった展示品もありました。 ツタンカーメンの戦車も移動されてしまっていて、ケースが、空になっていました... 残念。
フロア構成
博物館は2階建てです。1階は、年代別展示、2階は種類別展示です。
2階に、ツタンカーメンの墓からのたくさんの出土品や、ミイラ室があります。
13時すぎくらいの訪問です。とても観光客が多くて、グループ毎のガイドさんが、いろいろな所で、説明をされていたりと、大きなグループが展示品を囲むと、近ずくのが難しかったりと、結構な混雑でした。
正面エリア
入り口を入ってすぐのエリアです。
ロゼッタストーン
ヒエログリフの解読の鍵となった「ロゼッタストーン」が展示されていました。
これは、イギリスから贈られたレプリカです。
(ガラスケースで... 人が写り込んでしまいました... 人が多くて、良い位置に立てなかったです。)
本物は、イギリスの大英博物館にあります。
下の写真は、約25年前に、大英博物館を訪れた時に撮影したものです。
この時は、こんなに大事な歴史的な遺品が、何のケースにも入っていなく、少しの囲いで置かれていたのに驚いて...
さらに、遠足で来ていた沢山の小さな子供達が、ペケペケと、触りまくっているのに、注意する方が、だれもいなくて... 衝撃でした。
(大事に、していないのなら、返してあげれば良いのに...と...)
ラムセス2世像
旅行中、何度も出てきた「ラムセス2世」の立像です。
台座はアスワン産花崗岩、つけ髭を付け、短いスカートを履いて、カルトーシュが付いている 判子をもった姿です。(顔がデカく感じる...)
つけ髭は、帽子から紐でつるしていたそうです。
1階 年代別エリア
ガイドさんから説明を受けた順番で、ご紹介です。
ジェセル王 等身大の像
階段ピラミッド裏の部屋で1890年に発見された、4700年前の一番古い像です。
石灰岩でできていて、目が空洞なのは、クリスタルが盗まれてしまったからだそうです。
メンカウラー王の三体像
ハトホル、バトの女神を左右に従えています。
玄武岩です。
ホルス神に守られる カフラー王
ギザの大スフィンクスそばの 河岸神殿の穴の中から発見されました。
裸なのは、力を示すため、頭の被り物は、神の前では、髪の毛を見せてはいけないためだそうです。
横から見ると、可愛らしく「ホルス神」が、肩に乗って、守っています。
神官カーアペルの像(村長の像)
村長さんは、観光客に大人気で、やっと近ずけました。
4300年前 、エジプト史上発見されている最古の木像です。
水晶の目が、近くで見ると、迫力でしたぁ。
ラーホテプとネフェルトの座像
約4600年前に造られた座像です。色彩が豊かです。ネフェルトの足なんて、白くて生き生きしています。ラーヘテプの瞳も水晶です。
ゼネブと家族の像
小さい像なのですが、微笑ましい像なのです。
男性はアグラをかいていています。男性は、小さな方だったらしく、こうすることで、違和感がないようにしていたと言われています。
肩に手を回して仲睦まじい様子が良い感じです。
小さい クフ王の座像
クフ王の遺物は、これしか残っていないそうです。
庶民の生活像
当時の生活の様子を伺える、たくさんの庶民の生活像が展示されてました。
ハトシェプスト女王の関連
柱頭部です。目がクリッとしていて、優しい表情で表現されいます。
ハトシェプスト女王のスフィンクスです。
牡牛の乳をハトシェプスト女王が飲んでいる像です。ハトホル女神が牡牛で表現されています。
階段の踊り場
2階への 階段の踊り場には、数多くのパピルスが展示されていました。
ゆっくり、見ている時間は、ありませんでした...
次回は、2階のツタンカーメン王 の展示品のご紹介です。