屋久島 「ヤクスギランド」いにしえの森コース散策、登山なしで行ける 樹齢約3000年「紀元杉」
屋久島 「ヤクスギランド」自然散策50分「いにしえの森」コースの模様です。そして、「紀元杉」へです。
「紀元杉」は、推定樹齢約3000年。「縄文杉」と違って、登山せず、車で行ける場所にあります。
「ヤクスギランド」のアクセス、概要等は、前回の日記で
「ヤクスギランド」 散策コース
遊歩道(石道、木道)が完備された50分の散策コースを巡りました。
階段の上り下りは、結構ありましたが、連続的に続く等は、あまりなく、苦にならない散策路でした。
「ヤクスギランド」 50分コース + 吊り橋(荒川橋)
ときめきの径
入り口を入ってすぐ下りの坂の先には、「くぐり栂(つが)」です。
最初の橋「林泉橋」です。しっかりした橋です。前日の「縄文杉トレッキング」のトロッコ道の橋とは、大違いです。
川の流れは、チョロチョロです。
前日の大雨では、違ったのかな。あの端にかたまっている流木は、前日のなごりかな。
江戸時代に伐採され、利用されなかった枝や根株は、放置され、屋久杉は、樹脂を非常に含んでいるため、200〜300年たった現在でも、腐ることなく残っているそうです。
これらを「土埋木(どまいぼく)」と言い、工芸品に利用されているそうです。
切株を栄養に、次世代が育っていく「切株更新」、
倒木を栄養に、次世代が育っていく「倒木更新」です。
千年杉歩道
入り口から10分くらいのところに「千年杉」です。
ルートからはずれて50m下ったところに、根元があります。
上から見下ろしても、全体が写真に入らないです。
荒川歩道
80分コースへの「荒川橋(吊り橋)」です。
向こうまで、行って、80分コースの道を、断念して戻ってきました... 木の根や水溜りたくさんの、整備されてない山道でした。
(前日の「縄文杉トレッキング」で... 立ち向かう元気が残ってなかったです...)
少し、川の流れは、早かったです。
橋から上流です。この右側の森の中に、80分コースの道があります。
仏陀杉歩道
50分コースの折り返し地点に、「仏陀杉」です。
樹高21.5m、胸高周囲8.0m、樹齢推定1,800年、標高1,010m。
ふれあいの径
上の小杉が倒れこみ、2本に融合した「くぐり杉」です。
樹高25.7m、胸高周囲3.2m、標高1,010m。
最後の吊り橋「清涼橋」です。
橋からは、向こう側の さきほど通りました入り口付近の「林泉橋」が見えました。
「紀元杉」 アクセス
「ヤクスギランド」から、車で15分、さらに先に進んだところにあります。通ってきた道ほどは、険しくなかったです。(慣れたのかな...)
道幅が広くなって、右側に「紀元杉」の立て札があるので、わかりやすいです。
この看板の右側に、下への階段があります。
「紀元杉」の上部が、見えています。
路線バス(1日2本)で来る場合は、ここで20分滞在可能なようです。
「紀元杉」
登山を必要とせず、車で行けるところにある推定樹齢約3000年の杉です。今回、「縄文杉」に出会えなかった傷心が、少しだけ、緩和されましたぁ^^。
樹高19.5m、胸高周囲 8.1m、標高 1,230m。
根元の部分から撮影、入りきらないです。
間近で、幹を見ると、迫力です。
ちなみに「縄文杉」は、樹高25.3m、胸高周囲16.4m、推定樹齢2,000年代~7,200年、標高1,300mと、やはり大きさが、違いますね...
見てみたかったです... 来年トライかな。