メキシコ 国立人類博物館(1/2)、チャプルテペック公園、セキュリティチェック、「トルテカ室」3kgのボール、「アステカ室」3.6mの「太陽の暦」
チャプルテペック公園内にある「国立人類学博物館」観光です。
入口には、大きな壁画、フィーノ・タマヨ作「昼と夜」です。
ジャカランダの花
博物館に行く途中のチャプルテペック公園では、ジャカランダの花がところどころで、咲いていました。
国立人類学博物館 入り口
入り口で、空港のような手荷物検査があります。大きな荷物は、持って入ることができません。(預けられます。)
チケットを出して、入るとすぐ、このモニュメントがあります。神が宿ると信じられているセイバの木のモチーフにしています。水が上から流れ落ちてきていました。
暑い季節は、心地がよいかと、鷲と蛇、昼と夜等が刻まれています。
国立人類学博物館 構成
1階が考古学フロア、2階が民俗学フロアです。1階の考古学フロアは、12の部屋に別れて展示されていました。
ツアーは、1時間半くらいの滞在でした。「トルテカ」「メヒカ(アステカ)」「マヤ」の部屋を訪れました。その後、少々の自由時間です。
トルテカ室
球技場のゴールとボール
腰でボールを打ち、石の輪にボールを通すと、得点になる球技が、豊作祈願も込めて行われていました。
そのゴールが、この狭い穴です。良くこんな所を通したなぁと思います。
勝った側の主将が生贄になったという話です。以前は、負けた側とかの話だったかと...それにしても、酷い話です...
ボールは、中までゴムで充填されてその重さは3kgです。
チチェンイッツァ遺跡の球技場跡です。ゴールは、上の方にあって、かなり小さいです。3kgの玉を打つけたら、このゴール、壊れてしなうのでは...と思ってしまいます。
アステカ室
ティノチティトランの想像図と神殿群の模型
壁には、メキシコ高原のテスココ湖に浮かぶアステカ帝国の都、テノチティトラン全体の想像図です。神殿部分の模型が下にありました。
ソカロ広場周辺にありました神殿群の復元です。
石の台座
展示室の中央に、置かれている石の台座です。側面には、征服した町の記録や戦う戦士が、刻まれています。生贄の血が注がれたという話もあります。
ジャガーの石像
「クアウシカリ」と呼ばれるもので、生贄の心臓を入れるために使われたものです。
アステカ人の大地の女神、コアトリクエ像
「蛇のスカートをはいた女神」です。頭は2匹の蛇が向かい合い、胸の部分には心臓と手首をつないだ首飾り、腰の部分には頭蓋骨の飾りです。 とても変わった形の神様です。
この左側の骸骨頭の像もコアトリクエです。蛇のスカートは同じですが、上半身は違います。こちらは、可愛いです。
ケツァールの羽を使った王冠
レプリカだけど本物のケツァールの鳥の羽を使った王冠です。本物は、ヨーロッパにあるそうです。
征服者への献上品に使われたそうなのですが、説明せずに渡したので、最初は、箒として使われてしまったそうです。
太陽の石 アステカの暦石
中央の太陽神の周りには、4つのすでに滅んだ太陽の時代を表しています。今は、5番目の太陽の時代です。
ひと月を20日と考え18ヶ月で360日に+5で、365日と考えていたそうです。
とても巨大です。直径3.6mです。撮影スポットでした。この博物館では、撮影OKなのです。
説明図です。こんなにカラフルだったんですね。
次は、マヤ室です。