空飛ぶおばさん旅日記・壱

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メキシコ 国立人類博物館(2/2)、「マヤ室」パレンケ遺跡 パカル王の王墓復元、「翡翠の仮面」他たくさんの魅力的な発掘品

メキシコシティ、チャプルテペック公園内「国立人類学博物館」マヤ室の観光です。

メキシコシティ「国立人類学博物館」マヤ室

 

パレンケ遺跡

パレンケ遺跡の主な展示品は、地下にあります。王墓の雰囲気を出しているそうです。

 メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 主な展示品は地下

地下に入ると、パレンケ遺跡の大きな風景写真です。実物を見に行きたいです。

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 風景

 

王墓復元

1952年にメキシコの考古学者アルベルト・ルスによって「碑文の神殿」の地下室より発見されました王墓が復元されています。

7世紀に在位した12歳で即位したパカル王のお墓です

殉死者と目される数体の遺体も側にあり、肖像画やマヤ文字等が刻まれた大きな石の蓋の下に石棺です。

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡の王墓復元 width=

石棺部分を拡大してみました。

王の遺体は一面の赤い水銀朱で覆われて、翡翠の装飾品が飾られていました。マスクの翡翠は、顔に直接貼り付けられる装飾だったため、バラバラで発見されました。

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡の王墓復元 石棺

埋葬の再現図です。マヤの人々は、小柄だったようです。

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡の王墓 埋葬の再現図

パカル王の頭像です。丸顔の方が、12歳の即位した時、そして左側が成人した時の頭像です。細部まで作り込まれていて、すごい技術力です。

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 パカル王の頭像

 

パカル王 翡翠の装飾品

装飾品は、別に展示されていました。首や両腕にも沢山の翡翠です。

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 パカル王 装飾品

手には、翡翠の玉を握り、全ての指に翡翠の指輪をしています。 

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 パカル王 手の装飾品

首飾りや胸か飾りも翡翠です。耳飾り、変な形です。生前もつけていたのかな?

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 パカル王 顔、首、胸の装飾品

 

翡翠の仮面の盗難

この仮面は、1985年に盗難にあっています。4年半後に発見されたそうですが、盗難に会う前に、日本にも来ていました。それを小学生の頃、見に行ったのですが...幼かったので... 実物の記憶は、あまり残ってないのですが、小さいながら、遺跡の再現の雰囲気に感激したことは覚えています。

下は、その時に撮影された写真だと思います... 目玉の位置が違う... 感じがします。撮影位置かな... 今の「翡翠の仮面」は、本物なのでしょうか...

盗難前に来日した「翡翠の仮面」

by   http://www.gasite.org/library/maya/index02.html

 

他の翡翠の装飾品

他にも、翡翠の装飾品が展示されていました。 色が様々です。

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 様々な翡翠の装飾品

 

香炉

神の顔をいろいろと装飾して作られた香炉です。パレンケ特有のものです。パレンケ遺跡からの発掘品は、他の遺跡よりも魅力的ですね。

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 香炉

全体は、ケースに入っていて、どうしても反射してしまって、撮れなかったです...

メキシコシティ「国立人類学博物館」パレンケ遺跡 香炉 全体像

 

 

チチェンイツァ遺跡 チャック・モール像

この像のお腹の上には、生贄の心臓が、で有名な像です。

メキシコシティ「国立人類学博物館」チチェンイツァ遺跡 チャック・モール像

やはり、実物は、博物館なのですね。チチェンイツァ遺跡で、置かれていた神殿は、遠くからでも、絵になっていました。遺跡のチャックモールは、レプリカです。

メキシコ「チチェンイツァ遺跡」戦士の神殿

 

この後、少し、自由時間があったのですが... テオティワカン遺跡で頑張りすぎて、ダウンでしたぁ... オルメカ室、見ておけばよかったです... 体力、つけねばです。

翌日早朝、メリダに移動です。