メキシコシティ 郊外 「クエルナバカ大聖堂」 観光 「日本聖人26人殉教」壁画 鑑賞、君主太閤様が...
世界遺産に登録されている「ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」のひとつクエルナバカのフランシスコ会修道院を訪問です。
入り口
しばらく、入り口で、待機です。ドアが閉ざされているようです。この時、午後16時頃です。
皆で、心配していたところ、ガイドさん、「心配ないですよ、開きますから」と、地元の方達かな、観光客の方かな、ガイドさんも、皆で鉄のドア越しに中の様子を伺ってます。
本来は、ソチカルコ遺跡より先の観光予定だったので、お昼ぐらいの予定だった関係かな... 5分くらいすると、係の方が来て、openです。特別に、開けてもらったのかな ...
2つの教会
入り口付近にある ピンクの教会です。
もうひとつの教会です。両教会とも、ドアは、閉ざされていました。
聖堂 (カテドラル)入り口
目的の聖堂は、庭園のようなところを少し歩いた先にありました。
入り口には、十字架の下に、交差した骨とドクロの海賊旗のようなシンボルです。
聖堂 (カテドラル)内部
入ると、こじんまりとした普通の礼拝堂のようです。
祭壇には、左側にパイプオルガン、中央に、不思議な赤い球体がケースにあります。何だろう。
「日本聖人26人殉教」の壁画
このカテドラルが有名なのは、両脇に描かれた壁画です。1957年の修復で疫病予防の為に、塗られていた石灰を取り除いたところ、「日本聖人26人殉教」の壁画が現れたそうです。
1597年2月に、京都市内引き回しの後、長崎で処刑されるまでの図が壁に描かれています。殉教者の中に、メキシコ出身の宣教師、聖人フェリペ・デ・ヘススがいたことが関係しているのではと言われています。
壁画には、詳細な内容
右側の壁のは、
RESIVENEN JAPON ... EMPERADOR TAYCOSAMA MANDO MARTIRIZAR POR ...
「日本の使節 ... 君主太閤様(秀吉)が ... により殉教を命ず」とあります。
入り口の左側の壁には、船で、大阪から長崎へ移送されてくる模様が描かれています。宣教師たちは、手が拘束されていたようです。
左側の壁、端の方には、長崎での処刑の図です。処刑されたのは、日本人が多かったのですが、服装が着物でないのは、描いた人が東南アジア系の方だったからのようです。
メキシコシティ 国際空港へ
すべての観光は終了です。帰途につくため、メキシコシティ国際空港へ移動です。
写真は、950号線を北上中、18時30頃の車窓の風景です。
この後、空港近くのマリオットホテルで、夕食、荷物整理等に、時間まで、レストランの席を貸していただけました。皆で、化粧室をお借りして、着替えをさせていただきました。
夕食は、メキシコ料理でないフルコースでした。新鮮〜!
メキシコシティ発AM2:20の成田空港直行便で、帰途につきます。長時間の待ち時間でしたが、皆でいたからかな...記念撮影したりと、あっと言う間でしたぁ。