瀬戸内海国立公園 大久野島 「うさぎ島」どこにいってもいます うさぎさん
2016年2月21日、今回の旅で、一番の目的地、瀬戸内海にある 大久野島 うさぎ島に到着しました。
大久野島の道路、建物
島は、一般車輛は通行ができません。島にある唯一の宿泊所「休暇村」の車輛がときどきゆっくりと走っています。平和な島です。時間が止まったかのようです。これだけでも、この島を訪れた価値があるかもしれないです。
建物が、戦争時代の施設跡地以外は、休暇村しかありません。この島を訪れた観光客は、ここを拠点にします。昼は、日曜日でもあったので、ランチを食べる日帰りの人で、ごった返していました。
700匹の野生のうさぎ
今、13時30分です。島一周に出かけます。普通に歩いて、70分くらいのようです。
島にいる ウサギは、野生のウサギです。1971年に地元の小学校でかわれていた8匹がはなたれて、700匹近くになったというのが有力な説のようです。ウサギの種類は、「アナウサギ」です。島のあちこちが穴だらけでした。
ホテル敷地内のうさぎさん
ホテルの敷地内のうさぎさんに、さっそく癒されています。島中、どこにいっても、沢山集まってきてくれます。人にとても慣れています。
他の餌が置いてあっても、音をたてると、すぐ寄ってきます。餌をちょうだい状態です。前足をあげて、催促してくる子たちがたくさんです。
手からとって食べてくれます。
ウサギだんご状態です。
前足を上げて、「ちょうだい」です。皆、すぐこのボーズをしてきます。体格が小さいウサギばかりなので、可愛いです。このボーズのまま、足にすり寄ってきたり、餌のトートバックの中に頭を突っ込んでくる子たちもいます。
ホテルの敷地内も、穴だらけです。
近くの公園も、穴だらけ。
餌を食べていない時は、こんな感じで、ダラっとしているうさぎさんが多かったです。かわいいので、写真を撮ろうとすると、音を聞きつけて、すぐ飛んで来てしまいます。
あまり、触って、驚かせてはいけないと思ったのですが...頭をナデナデをちょっと...頭を触ると、驚いて、すぐ、逃げてしまいます。脅かしてしまうので、やってはいけませんね...。
背中を少しさわらせてくれる、うさぎさんは時々いました...が、さわったのは、最初だけで、あとは、食べるのを、見てるだけにしました。あまり脅かしてはいけないです。(わかっていたのですが、あまりにも可愛くて、ちょっとだけ触らせてもらいました。)
島1周、スタート
グラウンド付近の海です。今日は、天気が良いので、海もキラキラしています。
毒ガス貯蔵庫跡です。ここでも、皆さん、餌を上げてます。
こんな感じで飛んできてくれます。
北部砲台跡付近のうさぎさん
車が全く通らなので、のんびり道路で、餌をあげてます。注意しなければならないのは、桟橋と休暇村の間の道路では、餌は、あげてはいけません。時々車が通ります。
砲台跡も、見に行ってみました。
キャベツはNG?
途中で、島を私とは逆向きにまわっておられる方と、お会いしました。大きな買い物用のキャリーバックを引きずっていかれました。通った後、キャベツとペレットが大量に、道ぞいに置かれてます。恐らく、あのキャリーバックの中に、大量にキャベツがあったのかと...
来る前にウサギの専門サイトで、調べたところ、キャベツは水分が多くて、大量に食べると、ウサギはお腹を壊してしまうと、書かれていたのですが...この方達のように、キャベツを与えている方が、他にも多かったです。アナウサギには大丈夫なのでしょうか...
これから先の道、いろいろなところで、このペレットの山とキャベツの食べ残しをたくさん見ました。あと、牧草も大量に置いてありました。こうやって、餌が大量に置いてあっても、歩いていくと、近づいてきて、餌をねだるのは、変わりませんでした。
火力発電所跡
発電所近くにいたうさぎさんです。この子は、ゆっくり穏やかに、長い時間、手から食べていてくれました。ハモハモシャリシャリという音が何ともいえなかったです。つれて帰りたかったです。
大久野島のうさぎさんは、あげる物を、拒みません。皆、おいしそうに食べてくれます。餌がおいしかったのか、それともウサギの習性なのかはわかりません...かなりの観光客が、餌をあげているので、お腹が空いているということは、ないような気がします。
発電所跡付近の海です。
海水浴場付近
海水浴場付近の歩道にいたうさぎさんです。ここら辺は、寒くて、あまり観光客がこないです。餌がないだろうにと...うさぎさんたち、縄張りがあるらしく、他に移動しないのだと思います。ここの子たちは、夏には、沢山貰えるんだろうなと思いつつ、しばらく、ここで、餌あげです。寒いです。ここの子たちも穏やかでした。頭数が少ない場所は、皆おだやかなのかな...
ホテルに到着
16時少し前、ホテルに戻りました。
戻ったら、ホテルの敷地内にいるうさぎさんたちの周りには、大量のキャベツとあのペレットと牧草がありました。すごい量です。キャベツだらけになってました。お腹いっぱいなのか、マッタリしいるうさぎさんが多いです。
でも、ゴソゴソすると、やっぱり集まってきましたぁ。
縄張りのせいか、時々、鼻息のあらい、ウサギがいます。そうすると、食べていたウサギさんが逃げていくというのを、何度か体験しました。その逃げていくさい、興奮しているのか、引っ掛けてくる....子もいました。3回、XXを、引っ掛けられました。下半身は、防水性のあるものを着ていった方が良いです。
餌は、何がよかったか
持ってきた餌は、ペレット、ドライフルーツ(リンゴ)、ドライ野菜(南瓜、人参)、グラノーラ、どれもウサギの餌として販売していたものです。ウサギの餌は、周りのスーパーでは扱ってなく、すべて、通販で購入しました。
あと生野菜、果物で、リンゴ、人参です。ブロッコリーは忘れてしまって...
リンゴ
生の果物、リンゴ、2個用意しました。こちらに来てからカットしました。食べますが、食いつきは、普通の餌と変わりません。
逆に、こちらが危険です。リンゴは香りが高いです。そのため、あげているうちに、指に大量のリンゴの汁がつきます。で、ウサギは、指をリンゴと間違えて、噛みます...
2回、噛まれました。ちょっと痛い程度です。噛んだうさぎさんも驚いてました。
人参
長さ3cmくらいで、厚さ5mm〜1cmくらいに、人参5本をカットしていったのですが...
これも、食いつきは、普通の餌とかわりまん。ウサギだから人参を喜ぶということはないようです。人参をカットせずに、そのまま与えていた観光客の方も、たくさんおられました。絵になってました。
うさぎさん、小さいので、この大きさのカットだと、食べにくそうでした。食べ終わるのに、時間もかかって、途中で、食べ残して、次の餌をネダるという感じです。もっと小さくカットすれば良かったです。
ペレット、ドライフルーツ、ドライ野菜、グラノーラ
購入した ドライフルーツ リンゴは容量9g、ドライ野菜 南瓜人参は容量18g、グラノーラは容量180gと、レビューに「とても喜ぶ」と書いてあったので、購入したのですが、これも、他の餌と同じ感じで、大喜びという感じではなかったです。何よりも、量が少ないので、あっと言うまに無くなりました。こういうところでは、不向きです。
一番、よかったのが、このペレットです。
量も多くて、あげごたえもあったのですが、香りが高くて、蓋をあけると香りでうさぎさんが寄ってきた感じです。他の餌よりは、喜んで食べていた感じもしました。
他にも通販のサイトに、ウサギの餌として、牧草がたくさん売られていましたが、ここのうさぎさんには、牧草は、あまり人気がなかったような感じがしました。
今度行く時は、この850gのペレットを3個くらい持っていって、人参をもっと小さくカットしていくのかな。というところでしょうか...
日がだんだんと傾いてきた感じです。日帰りの観光客の方も帰ったようです。島が静かです。食事を17時30分から予約したので、部屋に戻ります。