広島県 宮島 満潮1時間前 厳島神社 「宮島歴史探索(清盛コース)」に参加 、少し平家の歴史に触れる
JR宮島フェリーで宮島に到着です。満潮の時間まで、余裕があるので、 宮島観光協会の観光コース「宮島歴史探索(清盛コース)」に参加です。
観光コース 申し込み
到着した日は休日で、下記の宮島歴史探索コースが開催されていました。地元のガイドさんが1時間30分、ガイドしてくださいます。毎週土・日・祝日に実施されているようです。
- 10:00 世界遺産コース (初回に訪れた時に参加しました)
- 10:30 清盛コース
- 13:30 裏路地コース
申し込みは、フェリー乗り場の入り口の宮島観光案内所で行います。
ここには、詳しい宮島のマップもあります。
宮島歴史探索(清盛コース)
到着が、10時をまわっていて、すぐ出発するという「清盛コース」を申し込みました。
嚴島神社を中心に平清盛所縁の観光スポットご案内
by www.miyajima.or.jp
宮島歴史探索(清盛コース)|観光・登山モデルコース|一般社団法人宮島観光協会
前に「世界遺産コース」に参加した時の模様の日記はこちらです。
宮島桟橋周辺
10:30に参加の観光客8人とガイドさんとで出発です。フェリー乗り場のマップで、まわる箇所の説明です。
広場の出口付近には「世界遺産登録記念碑」です。今回は、この穴から、ちゃんと大鳥居を撮影できました。この碑には、世界遺産の範囲等の説明がされています。
商店街から鳥居へ(東側)
海沿いの道に沿って進みます。途中「有の浦 尼の洲 二位殿燈籠」の碑があります。
下関の壇ノ浦で平家が全滅したさい、二位の尼という清盛の奥さんが、子供といっしょに、海に飛び込んで亡くなって、その遺体がこの宮島の有の浦に流れついたという伝説があります。
道の鳥居が見えてきました。
ガイドさんの案内に鹿さんも参加です。きっと、ガイドさんが掲げている紙が欲しかったのかと...
大鳥居
大鳥居です。フェリーから見た時も思ったのですが、赤色というより、オレンジ色です。ちょっと黄色に近くて、残念に...少し思いました。10年に1回の塗り直しだそうです。
厳島神社
休日なので、すごい観光客です。団体さんも沢山です。今回は修学旅行生はみあたりません。入場券の購入に、10分くらいでしょうか、並びました。
入ってすぐのところに、お祓い所です。二礼、二拍手、左・右・左でお祓い、一礼かな。今回のガイドさんは、人が多かったからかな、ここは素通りです。
満潮12:25 中潮332cmの日の1時間10分くらい前の潮の状況です。向こうの方に大鳥居です。写真は、枡形 (ますがた)と呼ばれているところです。
五重の塔が見えます。そばのイチョウが綺麗でした。
高舞台と奥に本殿です。ここで、お参りとお守り、おみくじ を購入です。
勅使(天皇陛下のお遣い)が参拝する時に使用される橋「反橋(そりばし)」です。急な傾斜ですが、実際に使う場合は、ここに仮設の階段をつくそうです。昔はここにロウを塗って、滑り台にして子供達が遊んでいたそうです。
この時間は、ここまで潮は、少ししか きていません。
今でも使用されている能舞台です。
卒堵婆石(そとばいし)
今回、ガイドさんに案内されて、初めて知った「卒堵婆石(そとばいし)」です。
約800年前に、京都鹿ヶ谷[ししがたに]で、平家滅亡を企てた罪により、僧俊寛・藤原成親らと共に鬼界ヶ島に流された平康頼が、京に住んでいる老母を偲んで2首の歌を千本の卒塔婆に書いて流し、その内の1本がこの石の所へ流れ着きました。
この時間は、うっすらとその石が見えていました。
潮が引くと、全体が見えます。
(翌日の早朝撮影)
引き潮時、その潮の道ができていました。この流れの先が、この場所です。感動です...
(翌日の早朝撮影)
西側へ
西側の通りに来ると、ガラッと観光客は、減ります。今回、清盛神社は、改修中でした。
西側から見た大鳥居です。
西側からは、お月様の紋章を見ることができます。東側は太陽です。
最後に、平清盛は宮島を深く信仰し、貢献をしたそうです。ガイドさん、宮島の人々にとっては、とても愛着のある方で、暗いイメージを なくして欲しいと締めくくられていました。今回のコース、違う目で、歴史に触れることができて、有意義でした。
次回は、満潮、さら白波立つ海の上の厳島神社です。感動でした。